株式会社ビオネスト

介護部門

宝塚の地域性とエクササイズを融合した「次世代デイサービスのカタチ」プロジェクト

2019.10.01

高齢者が通いたくなる「次世代デイサービスのカタチ」を創る!

 

―このプロジェクトのメンバーは?

コアメンバーは

・板井 勇二(エリアマネジャー)

・岡崎正史(デイサービス笑楽宝塚店 施設長)

・弓削久美子(アドバイザー)

 

サポートメンバーは

・田中 浩敬(ビオネスト本部 組織開発室長)

です。

 

そもそもの発端は?

 

2019年7月12日。デイサービス笑楽岡場店近くの喫茶店で行われたエリアマネジャー板井と組織開発室長 田中の企画ミーティング。その場での板井の一言が発端でした。

 

「あるご利用者に『デイサービスに通っていることが恥ずかしい。近所にバレたくない。笑楽の目立つオレンジのユニフォームで迎えに来て欲しくない。』と言われたことがあるんです。もし、通っていることをカッコいいことだと思えるデイサービスに変えることが出来たら…」

 

デイサービスに行かれたことがある方は分かると思いますが、確かに今のデイサービスは、認知症予防のために塗り絵をしたり、ボール遊びをしたり、お世辞にもカッコいい、オシャレな場ではありません。

 

しかし、それはあくまでも既存のデイサービスのカタチです。既存のデイサービスの枠を超えた次世代のデイ「サービス」を創り出したい。その想いでこのプロジェクトは始まりました。

 

―TAKARACISE!(タカラサイズ!)という企画に至った経緯は?

 

既存のデイサービスの枠を超えた次世代デイサービスを考えるにあたり、思考の軸としたのは「コアメンバーの強み」です。エリアマネジャー板井がビオネストに入る前に、大阪市の介護予防事業インストラクターをしており、健康体操が得意という強み、これが一番最初に思いつきました。その健康体操というコンテンツに組織開発室長 田中の

「デイサービスを地域に開放して、高齢者だけでなく若者から子どもまで集まる地域プラットホームにする」

「コンサルティングファームで培ったプログラム構築力、講師力、ファシリテーション力を加えて、新しい健康体操プログラムを創る」

「どうせ地域プラットホームにするなら地域性を出しやすい(分かりやすい地域ブランドがある)地域の店舗でやりたい。だったら、宝塚店だ」

という3つのアイデアを加わり、宝塚店で第2回企画ミーティングが行われることになりました。

 

―第2回企画ミーティングではどのような議論がされたのか?

 

参加者は板井と田中に加えて、宝塚店管理者の岡崎の3名。田中のファシリテーションで「板井の健康体操」「田中のプログラム構築」「地域プラットホーム」「宝塚の地域性」を軸に60分のブレインストーミングが行われました。

 

その結果、健康体操ではなく「エクササイズ」という若者言葉を加えた、新しいコンテンツ名称を自分たちで作り出すことになりました。

 

数分後、岡崎から「宝塚とエクササイズを合体させて『タカラサイズ』はどうですか?」と秀逸な(?)ネーミングが決まると、その場は一気に収束に向かい、90分経った頃には、第1回目のプログラムとチラシ骨子が完成していました。

 

2日後にはチラシが完成し、宝塚店担当のアドバイザー(営業)の弓削が加わり、地域のケアマネジャーに案内して回りました。彼女の「タカラサイズって知ってますか?…知らないですよね。実は宝塚店施設長の岡崎が考えた造語なんです。中身は~」という掴みの利いたトークで、月末の参加しづらい時期にも関わらず7名の見学予約が入りました。

 

―第1回TAKARACISE!は、どうでしたか?

大成功だったと思います。開始前に突発的な雨が降ったにも関わらず、ケアマネジャー4名と看護師1名が見学に来てくれて、ご利用者30名を巻き込んで実施しました。

時間は普段の健康体操よりも長めの60分間。岡崎の冒頭挨拶で始まり、板井のタカラサイズ+田中の地域クイズ、そして岡崎の締めの挨拶。

タカラサイズは、板井の発案で高齢者がもっとも避けたい「こける」を予防するための「こけない体操プログラム」をしました。

途中、田中が「デイサービスの新しいカタチに進化させたい!」という想いを伝えた時は、ご利用者から拍手が起きて、「どんどんやって~!」と応援の声ももらいました。やはり既存のデイサービスを超えたサービスを求めている方もいらっしゃるのだな、と確信しました。

 

―このプロジェクトの今後のビジョンや展望はありますか?

「TAKARACISE!」の目的は、デイサービスのサービスを進化させて、地域プラットホームにすることです。そのために、さらに尖らせたコンテンツに進化させていきたいと考えています。

具体的には、元タカラジェンヌの方と一緒に宝塚歌劇のエッセンスを取り込んだプログラムを共創したいと考えています。もちろん、宝塚には、宝塚歌劇だけでなく手塚治虫を始め「優れた文化」がありますので、その文化を取り込んだコンテンツを共創し、そのコンテンツをデイサービスで提供することで地域の若者から子どもまで集まる地域プラットホームへの進化を推進したいと考えております。