HUMAN RESOURCE
人材開発の仕組み

人材開発ポリシー

人生100年時代に選ばれ続ける
「SELFビジョン」を持った
“ヘルスケアビジネスパーソン” を輩出する

人生100年時代に選ばれ続ける「SELFビジョン」を持った“ヘルスケアビジネスパーソン” を輩出する

医療・介護・障がい福祉業界のジンザイにありがちな…
「私は、看護師だから○○はしません。」
「私は、理学療法士だから○○な仕事は出来ません」
といったセリフ。

このようなセリフを吐いているようでは、人生100年時代を生き抜くことは出来ません。世界一の少子高齢化社会を迎えた日本は世界中のどの国も経験したことがない時代を迎えます。また、人工知能(AI)やロボティクスが急速に進化発展を遂げている外部環境の中で、専門知識があるだけ、特定の業界でのみ通用する能力があるだけでは、あまりにも不安です。

はっきり言います。「専門バカ」では、そういった誰もが先が読めない時代に選ばれ続ける人財にはなれません。少なくとも、人生100年時代に選ばれるために必要なヘルスケア人財には「ヘルスケアの専門スキル+α」が必要です。

+αとは何か?

それは、「SELFビジョン(中長期的に実現したい自分の未来像)」と「ビジネスリテラシー(ビジネスの基本知識や業務知識、そしてその基本能力)」です。

SELFビジョン(中長期的に実現したい自分の未来像)

人生100年時代は組織が果たす役割が大きく縮小した「人としてどう生きたいか?」という個人の時代です。そういった時代に、選ばれ続けるためには、「自分がどうなりたいか?」というSELFビジョンを軸としたキャリア設計が必要です。

SELFビジョン(なりたい自分)

ビジネスリテラシー

ご存知の通り、医療・介護・障がい福祉の業界には、資格ヒエラルキー(ヒエラルキーとはピラミッド構造のこと)というものが潜在的に存在し、医師という国家資格者を頂点に、看護師が2番目というピラミッド構造をとっているように思えます。

ビジネスリテラシー

そのため、「私は医師だから○○なんてしない」「私は看護師だから○○の仕事に集中したい」と言うセリフがいたるところで聞かれます。
しかし、このセリフ、一般企業では聞く機会は全くありません。一般企業では資格は特定の専門能力の客観的証明に過ぎないのです(そして、資格を持っているだけで結果を出せなければ、当然評価されません。)
また、一般企業で存在するピラミッド構造は、「組織ヒエラルキー」というものです。経営層、管理職層、中間層、一般職員層といった企業経営を推進するための階層構造です。
実は、医療・介護・障がい福祉業界の「資格ヒエラルキー」というものが特殊なのです。
事業を運営するために、最適な組織構造を選択する「組織論」というビジネスリテラシーが組織を創っています。

私たちビオネストグループは、ヘルスケアサービスを「事業」として捉えています。ですので、資格ヒエラルキーではなく、外部環境変化に合わせて事業を、組織を柔軟に「進化」させていく一つの生命体のような組織を創っていきたいと考えております。
そのためには、既存のヘルスケア人財の枠を超えて、事業・ビジネスの基礎的な知識や能力を兼ね備えた「ヘルスケアビジネスパーソン」が必要です。

ビオネストグループには
  • 看護師や作業療法士などの資格と実務経験を活かして活躍するアドバイザー(営業)
  • 福祉用具の営業経験を積んで、介護現場に入った施設長
  • 魚屋、WEB ディレクターの経験を経て、介護現場実務経験を得たエリアマネージャー
  • 漫才台本作家の経験を積んで、障がい福祉実務経験を経たエリアマネージャー

など多様な「ヘルスケアビジネスパーソン」がすでに存在し、活躍しています。

これからも、こういった医療・介護・障がい福祉業界・職種の「枠」にとらわれず、超えていける人財を採用・育成し、人生100年時代に選ばれ続ける「ヘルスケアビジネスパーソン」を日本一輩出する組織に一緒に創っていきたいと考えております。

人材開発の仕組み

グループ全体で仕組みづくりを推進しておりますが、一部の組織では仕組みの整備が追い付いていない場合がございます。仕組みの整備度合いについては面接時にご確認ください。

「カッツモデル」を前提とした、
ヘルスケアビジネスパーソンを
輩出する人材開発体系

「カッツモデル」を前提とした、ヘルスケアビジネスパーソンを輩出する人材開発体系

カッツモデルとは、アメリカの経営学者ロバート・カッツが提唱するビジネスパーソンに求められる能力を3つに分けたスキルフレーム(枠組み)です。「組織階層」の縦軸と「スキル」の横軸で構成されています。
コンセプチュアルスキルとは、ロジカルシンキングなどを含む概念化能力。
ヒューマンスキルとは、コミュニケーション力などを含む対人関係能力。
テクニカルスキルとは、業務を遂行するための専門知識や技術なので専門能力。
を意味します。医師、看護師、理学療法士などのヘルスケア資格が証明する能力及び、その資格に基づいて遂行する医療、看護、理学療法はテクニカルスキルを発揮したものです。

カッツモデルの図

このスキルフレームで言いたいことは、組織の階層の上に行くほどテクニカルスキルは不要になっていき、コンセプチュアルスキルが占める割合が増えていく。一方で、組織の下の階層であるほどテクニカルスキルが重要になっていきます。

医療・介護・障がい福祉の業界は「資格の世界」です。そのため、カッツモデルを前提に人材開発体系を組んでいる組織は非常に少ないです。具体的には、「研修制度が充実している」をうたっている組織がさしている研修とは介護初任者研修などのテクニカルスキルアップのための研修ばかりです。

しかし、私たちが目指す「ヘルスケアビジネスパーソン」になるためには、医療・看護・理学療法などのテクニカルスキルのみでは不十分です。思考力と対人関係能力を高める人材開発体系が必要なのです。

そこで、ビオネストグループでは、ヘルスケアの専門知識や能力を高める研修体系とビジネスリテラシーを高めるための研修体系を分けて設計し、「ヘルスケアビジネスパーソン」が育つ人財育成の仕組みを構築しています。

ビオネストの人材開発体系

ビオネストの人材開発体系

[ ビジネスパーソンとしての人材開発体系 ]

階層別研修
階層別研修
選択型研修「ビオネストアカデミー」
選択型研修「ビオネストアカデミー」

[ ヘルスケアのプロとしての人材開発体系 ]

ヘルスケア専門スキルアップ研修
医療スキル
訪問看護師・作業療法士
  • 精神科基本療養費算定研修
その他
  • 学会/研修会への参加補助制度あり
介護スキル
介護士
  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 社会福祉主事
  • 介護福祉士
  • 認知症介護実践者研修
  • 介護プロフェッショナルキャリア段位制度
  • 介護支援専門員
  • 福祉用具専門相談員
ケアマネージャー
  • 主任介護支援専門員
  • 主任介護支援専門員更新研修
  • 介護支援専門員更新研修
障がい福祉スキル
放課後等デイサービス
  • 児童指導員
  • 保育士
  • 社会福祉士
  • 介護福祉士
  • 強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)
  • 児童発達支援管理責任者研修
  • 相談支援従事者初任者研修
障害福祉サービス
  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • サービス提供責任者研修
  • 強度行動障害支援者養成研修(実践研修)
  • 相談支援従事者初任者研修